クラウドファンディング「ウオッチメーカーズ」で昨日から先行予約販売の受け付けを開始した新型の“GMT-1960”。今回はその開発にあたってのこだわりポイントのひとつドーム形プラスチック風防について、そもそも「ドーム形風防とは何か」「なぜ1960年代まで採用されていたのか」について解説したいと思う。
時計好きの方はおわかりだと思うが、近年、1970年代以前の昔の時計を復刻させて新製品として各社からリリースされることがとても多い。その理由のひとつに挙げられるのが、現代とは違うレトロな風合いがいま見ると逆に新鮮であったり新しく感じたりして、特に時計愛好家などにウケがいいからにほかならない。