昨年12月にリリースしたアウトライン初の本格的なトラベル型GMTウオッチ「GMT-1950」。今回紹介させていただくのは、それに続く第2弾として“オンタイム”と“ムーヴ”、そして“チックタック”と、これら時計のセレクトショップでの販売専用に開発した新型の“GMT-1960”である。
前作は1950年代の初期のGMTモデルがモチーフだったが、今作はその名のとおり1960年代の第2世代の雰囲気を再現するべく開発。そのためベゼルの仕様はベークライトを再現した前作とは違い、通常のアルミのインサート仕様で、そのぶん象徴的なペプシベゼルの青と赤の色味に徹底してこだわり、経年により若干褪色したかのような渋めな色合いで古典的な雰囲気を再現している。