ABOUT

 これまで私は、時計専門誌の発行人兼総編集長という傍ら、商社とのコラボレーションによる製品開発や ANA(全日本空輸)向けの別注モデルなどで、アンティークテイストの時計の監修もしてきましたが、時計専門誌の編集者として、長年多くの時計を見てきた経験値を生かし、もう少しじっくりと時計作りに取り組んでみたいという考えから、オリジナルの時計ブランドを立ち上げさせていただきました。
 ブランド名は“アウトライン(OUTLINE)”。アンティークウオッチそのものズバリではないですが、機械式腕時計の黄金期だった、1940~60 年代の雰囲気を大切にし、その時代のテイストを日常使いで楽しんでもらえるものを提供したいという思いから、ブランド名には「概略・あらすじ」といった意味合いの名前を付けました。そして私のような 50 歳代後半でも、安っぽくなく安心して着けられて、しかもファッション的にもいい感じで決まる。そんな時計を小ロットでこぢんまりと展開していきたいと考えています。

菊地 吉正 KIKUCHI Yoshimasa
時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」を立ち上げるなど、出版だけでなく時計に特化した関連事業を幅広く展開している。
2019年から毎週日曜の朝「菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!