
大ヒット作の369ハニカムターコイズが2年ぶりに50本限定で復活!
2019年1月にスタートした時計ブランド“アウトライン”。おかげさまで今年5周年という節目の年を迎えることができました。これもひとえに購入してくださったみなさまのおかげと深く感謝申し上げます。


そして、この5周年にちなんで3つの記念モデルをリリースしたいと思っています。その第1弾がこちらのモデルです。すでに購入してお持ちのユーザーもいらっしゃると思いますが、2022年11月に発売し1カ月も経たないうちに完売するという大ヒット作となった、369ブルースペシャルのターコイズバージョンです。今回これを5周年記念第1弾として2年ぶりに50本だけを復活させました。
この369ハニカムターコイズのハニカムとはロレックスが1950年代にエクスプローラーの文字盤に採用したギューシェ装飾で、初期のごく一部の個体にしか見られないことから希少ディテールとして珍重されているものです。

ターコイズブルーとなると色味としてはかなり派手ですが、このハニカム装飾を文字盤に採用することで少ししっとりと落ち着いた色味に仕上がっています。加えてインデックスも40年代のようなくさび形のアプライド(立体)型として針なども含めてあえて艶消しにするなどアンティークっぽい雰囲気を残している点も大きな魅力となっています。
搭載する自動巻きムーヴメントは、シチズン傘下のムーヴメントメーカー、ミヨタの最高機種である9000系のCal.9039を採用。毎時2万8800振動と日本製汎用ムーヴメントのなかでは最も薄型の高性能機です。
なお、今回はアウトライン公式ショップの限定販売商品となります。
【“369ハニカムターコイズ”七つのこだわり】
1)古典的雰囲気を強調する8mmのビッグリューズ

1960年代当時のオリジナルの雰囲気を再現するために同じ36mm径ケースを使用。加えて8mmのビッグリューズを採用しました。アンティークウオッチのような味わいがより強調されたうえに、ネジ込み式リューズの操作性もアップしています。
また、時分針と秒針ドットにある夜光も経年変化による焼けた感じを表現するため、夜光塗料に色を加えていることから夜間でも光りません。あらかじめご了承ください。
2)ドーム状に盛り上がったプラスチック風防

アンティークウオッチに見られるドーム状にふっくらしたプラスチック風防を採用。そのドーム形も1960年代当時のような雰囲気になるよう、ベゼルからの高さを4mmとしてその形にはかなりこだわりました。
3)オリジナルのフォルムに近い細身のミドルケース

ケースのフォルムも当時の雰囲気を再現するために特にこだわったところのひとつです。薄くするために自動巻きムーヴメントは高級機の最も薄型タイプ、ミヨタの9000番台を使用。薄さはもちろん、ラグに向かって若干カーブする形状などかなり良く再現できていると思います。さらに裏ブタは若干膨らみをもたせて1950年代の最初期に見られたセミバブルバックのような雰囲気を表現してみました。ちなみにケース厚は9.9mm。ドーム風防の高さ4mmを含めても13.9mmです。
4)ビッグナンバーを再現

裏ブタの刻印は前作と同様に、愛好家の間で言われるところの“ビッグナンバー”。つまりロレックスのコメックスモデルに倣って、あえて大きく刻印しています。
5)携帯用としても使える時計収納ケース

時計の箱といえば、時計を収納するだけのものが一般的で、それだと時計を取り出した後は無用の長物となることも多々あります。だとすれば収納するだけでなく、せっかくならケース単体でも常に活用できるものにすればいいじゃないかということで、持ち歩くときにも便利なメガネケースタイプの時計収納ケースを採用しました。
6)ファッションの差し色として効果的

2020年にロレックスのオイスターパーペチュアルの文字盤に採用されたことで世界的な大ブームとなったターコイズブルー。色味的には派手に感じますが、369ハニカムターコイズのデザイン自体が古典的かつとてもシンプルで、しかも36mm径と小振りサイズということもあって、悪目立ちはしません。そのためファッションのアイコンとして年齢を問わず楽しめます。現に前作を購入してくださった多くが50歳代以上の男性でした。また女性にも好感度の高いカラーです!
7)日本のプロの時計師が一本一本丁寧に組み上げています

雰囲気が良くても時間を知る道具としての信頼性がなければ意味がありません。クォーツ式と違いデリケートな機械式の場合はなおさらです。そこで、針の取り付けからムーヴメントの組み込み、そして防水性、チリやホコリの混入などのすべての品質管理は、流れ作業ではなく、プロの時計師が一本一本丁寧に組み上げて完成させています。これもアウトラインの製品作りに対する大切なこだわりのひとつです。
アウトライン・369ハニカムターコイズ
【SPEC】
・型番:Ref.YK20245-TRQ-HC(ハニカムターコイズ)
・素材:ステンレススチール(ネジ込み式リューズ)
・サイズ:ケース径36mm、ケース厚9.9mm(ドーム風防含む13.9mm)
・防水性:5気圧防水
・駆動方式:自動巻き(日本製Cal.Miyota 9039 /24石/毎時2万8800振動(日差-10秒+30秒)/最大巻き上げ時42時間パワーリザーブ/秒針停止機能付き)
・希望小売価格:6万500円(組み立て:日本)
・限定本数:50本
・シリアルナンバー:101~(復刻バージョンのため、Ref.YK20225-1TRQ-HCからの連番となります)※ナンバーはご指定いただけません
・保証期間:1年間
369ハニカムターコイズにセットされる「アウトライン・リベットブレス」はここがスゴイ!
1)自分でコマ詰めができてしまう!

当時のリベットブレスはコマ詰めの際にコマの内側を中央からめくり上げて外し、折り曲げたものを再び元に戻す必要があったため到底自分でできるものではありませんでした。その点今回は、最近のブレスレットにも採用されていますが、リベットの一部をネジ留めにしているため、精密ドライバーさえあれば自分でもコマ詰めができるのが最大の特徴です。
<コマ詰めの操作法>
両ネジタイプのため、ネジを外す際には両方のネジが回ってしまいます。そのためドライバーを2本用意してください。なお一人で行うには多少慣れが必要です。したがって、片方を別の人に回らないよう抑えてもらうことをおすすめします。
<精密ドライバーについて>
精密ドライバーはマイナスの溝にフィットするサイズのドライバーを必ずお使いください。刃先の寸法の目安は幅=1.5〜1.6mm、厚み=0.3mm(0.4mmだと入らないものもありますのでご注意ください)。
2)若干伸び縮みするエクステンション仕様

当時でも初期のリベットブレスには若干伸び縮みできるエクステンションタイプとノンエクステンションの2種類が存在しましたが、今回はエクステンションタイプにしました。上の写真が通常状態で下が伸ばした状態です。

Ref.YK20245-TRQ-HC(ハニカムターコイズ)
「3・6・9」アラビアインデックスが代名詞となっているあの往年の傑作をモチーフにした369スペシャル。そのハニカム文字盤にターコイズブルーを採用した人気モデルを2年ぶりに50本限定で復活!