筆者がこれまでアウトラインで手がけてきた時計についてリストを作ってみたところ、かつて軍用として開発されたパイロット向け航空時計が三つもあることに気がついた。
ここではその3モデルについてあらためて紹介してみたいと思う。ひとつ目はドイツ空軍に採用されていたナビゲーションウオッチ、Bウオッチを再現した“ミリタリータイプ1940”。二つ目はパワーウオッチ創刊20周年記念モデルとしてフライングオフィサーを再現した“パイロットクロノ20thリミテッド”。そして最後が、現在クラウドファンディング「ウオッチメーカーズ」で先行予約を受付中のウォームスウオッチを再現した“セコンドセッティング”である。