SEIKOのメカクォーツを使った3〜5万円の古典顔クロノグラフ時計が、海外でも人気の理由!【OUTLINEニュース|no.26】

 筆者がプロデュースする時計ブランド、アウトラインの最新作として先頃発表した“パイロットクロノ20thリミテッド”。おかげさまで現在実施しているクラウドファンデイング「ウオッチメーカーズ」での先行予約では、開始してまだ2週間ほどというのに、多くのお申し込みをいただいている。今作は正直なところ古典的なディテールを強めに打ち出したため少し不安だったがほんとうれしい限りである。

 そして今回は、このパイロットクロノ20thリミテッドでも採用したセイコーインスツルのメカクォーツと呼ばれるクォーツ式のクロノグラフムーヴメントについて取り上げたいと思う。

 メカクォーツとは秒針(クロノグラフの場合はクロノグラフ計測秒針)がクォーツ式で一般的な1秒毎に動くステップ運針ではなく、機械式ムーヴメントのごとくスムーズに動くスィープ運針にあえて設定しているムーヴメントである。実はいま、これがけっこう海外のマイクロブランド(小規模な独立系時計メーカー)が採用し、魅力的な時計を作っているのだ。

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