完売状態だった2種類の人気デザインが4カ月ぶりに入荷した“パイロットクロノ20”。今回はデザインのベースとなっている“フライングオフィサー(下の写真参照)”について紹介したいと思う。
フライングオフィサーとは、文字盤外周に時差に応じて1時間ごとに都市名を配したダイアルインジケーターをもち、パイロットが飛行中でも都市間の時差を確認できるように、1から12までの目盛り付き回転ベゼルを装備した2カウンタークロノグラフである。アメリカ陸軍のパイロットからの要望で1940年代にスイス・ギャレット社によって開発された。